はじめに
私は、子供のころから、今で言う「断捨離」のようなことを、ずっと考えて実践してきた気がします。背景などは、会社で働いていたころの朝礼の3分間スピーチを紹介した以下の記事に書きましたので、ご参照ください。
この記事では、私なりの「断捨離」について整理したものをまとめてみました。
キーワード
- モノに支配されない
- スペースもコスト
- 秩序だって管理するのもコスト(管理していないのはそもそも問題)
- 今後使わないものはいらない、他媒体から簡単に再現できるものはいらない
- 必要なものが埋もれない
- ほこりが溜まるでしょ
- 身軽になって、気分すっきり
- さらにデジタル化
- ファイルフォーマットを時代に合わせて変換し続ける(使えなきゃ意味ない)
- デジタル化品質は落とさない(容量が多少大きくても、今後ストレージも大きくなる)
- デジタル化することによって、network reachableになる(使いたいときに使える)
- 検索もできちゃいます
- 身軽になった上に、いつでもどこでも、必要なものを簡単に利用できる環境が手に入る
- プライベート空間だけでなく、仕事空間でも絶対有利(オフィスクリーンを超えてモバイルワークなどを実現し、ワーキングスタイル変革!)
成功へのステップ
今まで、私は以下のステップで断捨離を進めてきて、十分に効果があったと思っています。
(1)モノの持ち主をはっきりさせる
持ち主が、ハッキリしないと、モノがほったらかしになる。誰の物か分からないので、確認もできず、勝手に捨てられない。
(2)それぞれのモノは、それがあるべきところに置く
持ち主がハッキリしたら、次は、それぞれのモノを、それがあるべきところ(基本的にはそれを使う場所)に集め、収納する。こうすることによって、同じ種類のモノが一か所に集まり、自分が同じようなモノをいくつ持っているかの在庫がはっきりする。必要な数だけ残し、あとは、処分する。
(3)今後本当に使う予定(≠可能性)があるモノのみを残す
ここまでに残ったモノのそれぞれに関して、今後本当に使うのかを考えて、使わないものは捨てる。古い情報・書類で、参照することがないものを捨てる。使うかもしれないけれど、無くても、すぐに手に入るとか、簡単に再現できる(文書データがあるなど)ものは、処分する。ドキュメントの作成途中の版は捨て、最終版のみを残す。
(4)ボリュームが減らせないか工夫する
残っているモノに関して、ボリュームを減らすことはできないか工夫する。別のモノを利用することによって、複数のモノを代替できることもよくあります。電子化しても良いモノ、電子化した方が良いモノは、電子化する。
(5)常に目に見えるように収納する
ここまで残ったものは、収納していくが、必ず、収納の外側から見えるようにします。例えば、本棚の奥行きに余裕があるからと言って、前後2列に収納しない。とにかく、常にモノが目に入るような状態にしていることが重要。常に目に入るようになっていれば、自分の環境が変わった時に、モノの要不要の判断がすぐについて、行動に移せるからです。
(6)収納用品・エリアを減らす
余った収納用品自体も減らす。箱モノが減ると、身の回りが本当にスッキリして来ます。収納用品も目の高さ以下に抑えることによっても、心理的にスッキリ感を感じるそうです。意識的に収納用品・エリアを減らし、そこに収まるように情報やモノを減らすというのも効果的。
(7)この一連のサイクルを時々回す
この(1)~(7)のサイクルは、1回だけではなく、時々回す。前回は、減らそうと思わなかったけれども、環境の変化や心情の変化で、減らしてもいいな、というものが、結構出てくるもの。