3分間スピーチ:2015-08-20:電池の話

(興味のある人は少ないかもしれませんが)今日は電池の話をします。

以前のスピーチで、注目している2人の起業家のお話をしました。一人は、アマゾンのジェフ・ベゾス。もう一人は、テスラモーターズのイーロン・マスク。実は、アマゾンやテスラモータースの株を購入して応援したりもしています。

そのイーロン・マスクのテスラモータースは、スポーツカータイプの電気自動車を作っていて、現在販売しているものは、航続距離が500km、300万円程度のモデルもあり、充電環境さえ整えば、十分以上な実用性がありそうです。

ここで、電池の話が出てきます。

電気自動車は、モーターも重要ですが、バッテリーが最重要パーツです。テスラモータースは、パナソニックと共同で、バッテリー生産会社を立ち上げたりもしています。

ウェアラブル端末などが普及してくるなど、これからの世の中では、電池がとても重要なキーパーツになると思っています。

その電池ですが、現在は電気自動車も、ノートパソコンも、スマホも、ほぼ、リチウムイオン電池が独占しています。

リチウムイオン電池は、軽くて、高容量、繰り返し充電にも強いと、メリットが多いので、これだけ普及しているのですが、やはりデメリットもあります。

  1. 発火しやすい
    身の回りにこれだけあると、想像しにくいかもしれませんが、とても発火しやすい電池です。それを、パッケージでうまく包んで、実用化しています。リチウムイオン電池単体では、飛行機の手荷物に預けることが禁止されています。それほど、危険だということです。
  2. 材料のリチウムは、希少金属なので、高価である
  3. 以前、中国が希少金属を輸出を制限したように、政治的なリスクもあると言われている

そこで、リチウムイオン電池に代わる電池の開発がいろいろと進行しています。その一つが、ナトリウムイオン電池。ナトリウムなら、海水からほぼ無尽蔵にとれるので、政治的なリスクもなく、安価。

さらに、電池の原理や構造がリチウムイオン電池と同じなので、今までのノウハウが生かせるそうです。

引き続き、もう少し、調べてみようかなと思っています。

ちなみに、リチウムイオン電池もナトリウムイオン電池も日本が生み出したもので、日本は電池の世界を引っ張っていっているとのことです。