3分間スピーチ:2013-11-28:最近の高校受験事情神奈川県版

中3の息子が、今、受験勉強の真っ只中ですので、今日は、最近の高校受験事情(神奈川県版)と題して少しお話しします。関係のない方、すみません。

今、特に公立高校の入試が、私がリアルタイムだった時とだいぶ変わっています。

私も高校は神奈川県の県立高校に行ったので、少しは事情が分かると思いきや、今は全然違うんですね。

まず、あのころの神奈川県民なら誰でも知っているア・テスト。もう、とっくにありません。

学区制も無くなっています。私は越境入学までしたのに、今はそんなこと、心配する必要はありません。

学校の性格も様々です。普通高校に分類される学校でも、思いっきりサイエンスに振った学校や、国際化に振った学校、単位制の学校など、いろいろとあります。

それから、神奈川県の公立入試制度が今年の3月の入試からガラッと変わりました。今は、全員に面接試験があります。うちの子は特に面接が心配で、心配で、たまりません。

ここまでは、公立高校の話でしたが、私立の入試も、様々なバリエーションがあって、何がなんだか分かりません。学校説明会に行かないと、不利になるとかいう学校も。親も勉強していかないとついていけません。

とにかく、この半年、学校説明会やら、施設見学会やらで毎週末つぶれているような状態でした。本人はもちろん大変なんですが、親も結構大変です。

あと、一番変わったなと思うのが、塾です。今はどこにでも、掃いて捨てるくらい塾がありますよね。

もう、休日も含めて、ほとんど毎日夜9時過ぎまで授業があって、さらに、模試を何回も受けて…。受験指導も、細かくて、志望校の受験の前に、会場の雰囲気に慣れるためだけに、どこそこの入試を受けた方がいい、とか。行かせている親にも責任があるのですが、今の子は大変です。

そこに、追い打ちをかけるように、昨日ある事実が発覚しました。昨日、ジムで走りながらテレビをみていたら、平成22年度から始まった高校の授業料無償化制度というのがあるのですが、それに所得制限を設ける法案が成立したと。ガーン、です。

今後、大学入試でも、人物本位の入試をするとか言っていますが、今回、感じたのは、なんか、制度をこねくり回して、複雑にして混乱を招いているだけではないかと。

シンプル・イズ・ベストじゃないかと私は思うのですが、いかがでしょうか?

半分愚痴のスピーチを終わります。