3分間スピーチ:2012-11-02:マザーテレサ

前回は、最近の領土問題にからめて、教育について私が考えていることを話しました。

与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、いろいろな見方や考え方があることを知り、それらを自分なりに考えて、納得した上で行動できるようにする、ということが教育として大切で、そうすることで、自分の行動に自信が持てるし、責任も持てる、ということでした。

今日は、この「考えた上での行動」に関連して、少し違った観点から、最近知った、マザー・テレサのことばを紹介しようと思います。

私は、今までマザー・テレサのことは、なんとなく知っているだけで、良くは知りませんでした。

今回、少しWebで調べてみて、いろいろな「なるほどな」という言葉を残しているのを知ることができました。

ちなみに、生まれは今のマケドニア、本名は、アルバニア語で「アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ」だそうです。

1979年のノーベル平和賞など、多くの賞を受けているのは、皆様ご存知のとおりです。

1997年、87歳で亡くなっています。

さて、知っている方もいるかも知れませんが、今回紹介するのは、次の言葉です。

 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

常日頃の考えや行動が、その人を、かたち作っていくことを意識しよう、ということだと思います。

忙しかったり、心に余裕がないと、どうしても周りの雰囲気に流されたりして、自分の意思とは違う方向に向かうのを容認してしまう。

なかなか、常日頃から、思考に気を配るというのは、難しいですが、それらが積み重なって、自分自身が出来上がっていくということを考えると、まずは心に余裕を持って、時々、今回紹介した言葉を意識していきたいと思います。